こんにちは、スマートライト中畑です。
昨日はコワーキングスペース茅場町にて月一で開催されている交流会で、「Philips hueの可能性」についてライトニングトークをさせてもらいました。
ということで、今日はphilips hueについての記事です。
ローカル環境でAPIを使う時
Philips hueは、家庭や職場では有線LANで接続することでブリッジにローカルIPが振られ、そのIPにAPIのURLを付加することにより、ランプの点灯状況のデータを取得したり、意図した点灯をさせることができます。
たとえば、ランプ1の点灯状況を確認するときには、次のURLを叩くと結果がjsonで返ってきます。
(IPはあくまでもサンプル)
http://192.168.1.113/api/newdeveloper/lights/1
また、jsonで下記のデータを以下のURLでputすると、ランプが与えられた条件で点灯します。
{"on":true, "sat":255, "bri":255,"hue":10000}
http://192.168.1.113/api/newdeveloper/lights/1/state
以上の様に、自分がhueのブリッジと同じネットワークに接続している場合、非常にシンプルにAPIが利用できます。
離れたところにあるブリッジに接続するには?
ウェブでアプリケーションをつくって、それをサーバーに置き、そのアプリから自宅のhueをコントロールしたいのですが、それをするにはどうしたらいいのでしょう?
つまり、ローカルではなくリモートにあるhueのブリッジに接続する方法です。
Introduction – Philips hue APIのページでは見つけることができなかったので、思い切ってフォーラムできいてみました。
Philips Hue : Philips Hue Support
すると、下記のように回答をいただきました。
要は、VPN接続が必要とのこと。
Niftyのスマートサーブ
VPN接続が必要というのはちょっと敷居が高いなぁと思ってたのですが、ルーターにVPNサーバーが一緒になったNiftyのスマートサーブというサービスを教えてもらいました。
こちら、月額315円で家庭のネットワークにVPN接続できるサービスとのことです。しかも、インターネット・プロバイダーがNifty以外を使っていてもOKとのこと。
まとめ
Philips hueはIFTTTと連携できるように、外部から家庭内にあるブリッジに接続する方法を持ってはいるようです。
ただし、外部のネットワークが直接ブリッジにつなげるわけではなく、ブリッジが定期的に外部の指定されたところを見に行ようになっている感じです。(多分)
現状、リモートにあるブリッジにつながるにはNiftyのスマートサーブのようなVPN接続をする必要がありますが、hueはブリッジにもランプにも、ユニークなシリアルが振られていることを考えると、将来的にはVPN接続しなくとも、Philips自体が登録されたブリッジに接続できるサービスをするかもしれないですね。
さてさて、スマートハウスやスマート家電など、家庭の外からでも制御できる設備や機器が今後ますます増えていくとおもいますが、この部分を抑えるのは、いったいどこの企業になるのでしょうか?
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