GW中はカレンダーどおりのスマートライト中畑です。
さて、とても気になるニュースがありました。
それはこちら。APIエコノミーという記事。
今、起こりつつあるAPIエコノミーとか何か? | TechCrunch Japan
APIというのは、アプリケーションプログラミングインタフェース Application Programming Interface) の略です。
でも、プログラムをやってない人にはまったく馴染みのない言葉だと思います。
すっごく簡単に言うと、提供側が、自社のデータベースを他人が自由に使える仕組みです。
例えば、電球を販売するネットショップがあるとします。
下記は、とある電球ネットショップの商品の画面ですが、
一般的にネットショップには、
・商品写真
・商品名
・説明文
このような情報が掲載されています。
ネットショップ運営者は、自分のネットショップに、これらの情報をひとつひとつだったり、エクセルでデータをつくり一括で登録をしていると思います。
APIというのは、こういったデータを自分自身で登録することなく、提供者側が利用者にデータを提供する仕組みなのです。
なので、もしスマートライトが電球の情報のAPIを提供していたとすると、必要なところに必要な情報を表示させるというプログラムを書くだけで、ひとつひとつを登録することなく表示させることができます。
APIを使った例としては、下記のサイト。
韓国ドラマの「ロマンスが必要」に関連する情報を、YouTubeとAmazon、楽天などのAPIを使って表示しています。(すでに2がやっていますねぇ)
↓ YouTube API
↓ Amazon API
↓ 楽天API
以前、このスマートライトでも、YouTube上のDIALuxに関連する動画を表示させていましたが、それも YouTubeのAPIを使っていました。
で、これで何が変わるのかというと、従来、企業のホームページは自社のことや、商品の情報を掲載して、それらについて知りたい人が、必要な情報を取得できるようにしていました。
なので、「ウシオライティング ダイクロハロゲンランプ代替え形LEDランプ」を例にすると、商品自体のスペックや説明がメインです。
でも、人々が求めている情報はカタログに掲載されているような情報よりも、もっと複雑で具体的なケースが多く、
検索されるキーワードとしては、例えば
「JDR110V40WLM/KUV-Hの代替えとなるLEDランプ」
だとか、
「ダイクロハロゲン形LEDランプ各社比較」
だとか、
「LEDランプ ちらつき 解消」
といったようなケースがほとんどです。
で、もし、これらのランプ情報のAPIが提供されている場合、サイトの運営者としては、上記の検索キーワードに対する回答を、自分の言葉でコンテンツをつくり、その中に、APIで提供された企業のランプの情報や写真を貼りこむことができるようになります。
つまり、商品を販売するメーカーは、製品情報のデータベースをAPIで公開することが、自社でカタログをつくったり、ウェブサイトを製作するよりも、より具体的なケースに自社の商品の情報を、サイト制作者に盛り込んでもらえるということになります。
ということで、いずれこのスマートライトでも、ランプ型番や生産終了ステータス、代替えランプなどの情報を提供するランプ百科というようなAPIを公開してみたいなぁと思っています。
楽天APIのことを調べていたら見たことのある顔が出たので驚きました。
もしかして、RedStarさん?