こんにちは!
スマートライト中畑です。
さて、「オランダフィリップス社が、1ワットあたり200lmの高効率LEDを2015年市場投入目指す」というニュースを既にご覧になられた方も多いと思います。
ちょっと前までは、HF蛍光灯レベルの100lm/wまではまだまだと思っていたのですが、いつの間にかそのレベルのLEDが当たり前のように使われるようになり、今度はその倍の200lm/wという超高効率が夢ではなくなってきました。
これはとてもすごいことで、ところで、既存の実用化されているランプで一番効率の高いもので、このルーメンパーワットがどれぐらいだかご存知ですか?
HF蛍光灯でしょうか?
これも効率が高いのですが、FHF32Wで3500lm。よって109lm/W。
冷陰極管でしょうか?
冷陰極ランプは寿命は長いのですが、効率は50〜60lm/W 程度でHF蛍光灯の方が効率は高いです。
では、無電極ランプでしょうか?
こちらも冷陰極ランプと同じように、寿命は長いランプですが、165Wで12000lmなので、72lm/W程度です。
ということで、正解はこちら!
低圧ナトリウムランプです。
このランプは、180Wで32000lmなので177lm/W。
低圧ナトリウムランプというのは、普通に生活していると、あまり聞かないランプの名前ですが、主にその寿命の長さからトンネル内の照明などに利用されています。
Yosemite tunnel on Hwy 41 / nineball2727
今回のPHILIPSの発表した200lm/wのLEDは、この低圧ナトリウムランプを上回る超高効率になる予定です。
いや本当に、すごいですねぇ。
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