おはようございます。スマートライト中畑です。
今日は12月になって最初の金曜日、仕事でのつながりや個人的な関係で忘年会という方々も多いのではないでしょうか? まだまだ12月も始まったばかりなので、あまり無茶はしないで楽しみたいものです。
さて、ちょっと前の10月の終わりにフィリップスのマスターカラーCDMの表記が変更になるとの連絡がありました。
これは、2012年1月に IEC/TR 62732 Edition 1.0 2012-01 が制定され、HID ランプに対する演色評価数と色温度表記方法が新しく規定されたことを受けたものによる変更とのことです。
JSA Web Store – IEC/TR 62732 Ed. 1.0:2012 (en) Three-digit code for designation of colour rendering and correlated colour temperature
これ、どういうことかというと、まずは下記のフィリップスのCDMランプの表記方法についてご覧ください。
たとえば、
「CDM-T 35W/942」
というランプについて、後半の「 942 」という数字のうち、
9 → 演色性 90以上
42 → 色温度4200K
と表しているのですが、この演色性の部分の数字の表記が変更になっています。
具体的には変更になるランプと表記の変更は以下の表のとおりです。
従来の表記 | 新しい表記 |
---|---|
CDM-TC 35W/942 | CDM-TC 35W/842 |
CDM-T 35W/942 | CDM-T 35W/842 |
CDM-TP 70W / 935 | CDM-TP 70W /835 |
CDM-TP 70W / 942 | CDM-TP 70W / 842 |
CDM-TP/F 70W / 935 | CDM-TP/F 70W /835 |
CDM-TP/F 70W / 942 | CDM-TP/F 70W / 842 |
参考までにランプの写真を並べてみました。クリックするとec.smartlight.jpの商品ページにリンクします。
CDM-TP (ガラスが透明なので、クリアーとよばれています)
CDM-TP/F (ガラスがフロストタイプなので、Fがついています)
もちろん、ランプ性能に変更はないので、自分のお店で使っているランプが切れたので注文するときに同じランプが見つからなかったり、届いたランプの型番が942じゃなくて842だったとしても、上記の表で同じランプであることを確認していただければ幸いです。
・・・ということはランプ仕様とか色味はまったく変わらないけど、新規格では演色性90未満となるということでしょうか?
ですね。なんか演色性の定義が変わったようなので、ちょっと調べてみますね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Color_rendering_index