先日、早朝、街を歩いていると、あるコンビニエンスストアの照明の点灯パターンに目がとまりました。
ガラス越しに中を見ると、店舗中央の蛍光灯は消灯されていて、壁面部のみ点灯しています。
通りすぎようとしたのを思わず引き返し、入り口から店内を撮影してみました。
中央商品棚上の蛍光灯はすべて消えていますが、入り口からはいる時の視線の先にある壁はしっかりと蛍光灯の光があたって明るくなっています。
看板もしっかりと消灯されていました。
時間は朝の7時頃で新宿にあるコンビニエンスストアなのですが、専門の知識を持っている人がしっかりと考えて照明のOn/Offをしているのだろうと感じました。
このコンビニチェーンの他の店舗は見ていないので、これがこの店舗だけなのかエリアなのか全体なのかはわかりませんが、オペレーションでうまく節電をしていますね!
ただ、照明の観点からすると”そうだよね!”と思うのですが、実際に集客や売上への影響はどうなのかが知りたいところです。
セブンイレブンさんを例に取ると、元々壁面周り+レジ上にFDL蛍光灯のダウンライトという形で節電回路を組んであります。
これは日中の昼光がたくさん入る時間帯に必要な箇所のみ点灯させる目的で組まれており、まだLED化されていない時期にはたまに見かけることが出来ました。最近はLED化されたこともあってか、あまりこの回路を活用されている店舗は見られませんね。
ちなみにセブンイレブンさんの施工は殆どの場合大和ハウスさんがされているかと思います。
なのでLED器具も大和ハウスさんとかかわりの深い京セラさんのものですね。
なるほど。こちらのコンビニももともと節電回路が組んであったのでしょうね。でも、私が今まで見たコンビニでそれを意識することはなかったです。おそらく、その回路を活用するしないは人力に頼らざるをえないので、実際に活用している店舗はもしかしたら少なかったのかもです。
ma-yamamotoさんのおっしゃるとおり、節電回路とLEDを組み合わせれば、更に電力量の削減はできそうですが、LEDを採用した時点で満足してしまって節電回路を使わなくなったところが多いのかもしれませんねぇ。