あなたは蛍光灯ときいてどんなカタチを思い浮かべますか?
学校や会社だと棒状のまっすぐなタイプ、家庭で使われているのは丸いカタチをイメージするのではないでしょうか?
ランプを商売している私達は、棒状のものをそのまま【直管(ちょっかん)】、丸いタイプを【サークライン】と呼ぶことが多いです。ちなみに、サークラインは東芝の丸形蛍光灯の商品名なのですけどね。
ところで、蛍光灯には直管とサークライン以外にも多く使われているカタチがあります。それは【コンパクト蛍光灯】というタイプで、蛍光灯をグニャグニャ曲げてコンパクトにしたものです。そのコンパクト蛍光灯の中でももっともよく使われているのは、下図のタイプで一般的に【FHT(えふえっちてぃー)】という型番で呼ばれています。
このコンパクト蛍光灯のFHTタイプについては、各メーカーから販売されているので主要3社の製品を表にしてみました。
メーカー | 三菱オスラム | PHILIPS | パナソニック |
---|---|---|---|
商品名 | DULUX | PL-T | ツイン3 |
↓3社製品を並べたところ。
↓オスラムのDULUX(デュルックス)です。
↓フィリップス PL-T(ピーエルティー)です。
↓パナソニック ツイン3です。
↓3社のランプを前から撮ってみました。
↓今度は後ろから.
ちなみに、42Wのタイプの口金は、GX24q-4というタイプになります。メーカーが違っていても、ランプのワッテージが合っていれば口金は同じです。
各社、微妙にスペックは違ったりしていて、以前は私もスペックの違いを比較表にして自社の商品を勧める営業していたのですが、現在、このFHTというランプは非常に一般的なものになったので、どのランプがおすすめかときかれれば、今お客様自身が使っているランプと同じモノか、もしくは、すきなメーカーを使うのがよいのではないでしょうか?と回答しています。
どのメーカーも、しっかりとした品質のきれいな光で安心してお使いいただけますよ!
安定器
安定器とは、すごく簡単に説明をすると、「ランプを点灯するために必要になる電源」のことです。私も照明の仕事をする前までは「安定器」というものの存在を知りませんでしたが、家庭、店舗、オフィスなど、私達が利用している照明器具の中には、けっこうな割合で「安定器」が使われています。「安定器」については、お伝えしたいことがたくさんあるので、また、別の記事で説明しますね。
で、話を元に戻すと、コンパクト蛍光灯は大きく2つに別れます。
それは、
①安定器が必要なタイプ
②安定器が必要の無いタイプ
です。
「FHT」は、①の安定器が必要なタイプとなります。
なので、お店などでランプを新しくしたのに、ランプが点灯しないという場合には、この安定器の交換が必要な可能性があります。ただし、この部分は電気工事が関わる部分なので、専門の業者に依頼することをおすすめします。
なお、私達スマートライトでは、電気工事を請け負うパートナーがおりますので、東京、千葉、埼玉、神奈川の限定となりますが、安定器交換のご相談などありましたら、お気軽に連絡ください。
電話:050-5806-6215 (インターネット電話です)
FAX:03-3375-9299
メールフォームはこちら
まとめ
以上、コンパクト蛍光灯のFHTというタイプについてご紹介しました。このFHTというランプは値段もこなれてきていて、取扱がしやすく、かつ性能も良いので、店舗照明やちょっとしたオフィスなどのダウンライトにとてもよく使われている製品です。
また、大手メーカーが同じ規格でこのタイプのランプを製造しているので、交換用ランプの入手や在庫も、対応しやすいのではないでしょうか?
ただし、安定器を使用する製品なので、不点灯の場合はランプの寿命だけではなく、安定器が原因である場合もありますので、その点、お気をつけください。
以上、ご不明な点や、もっとここが知りたい!などというところがありましたら、スマートライトまでお気軽にご連絡ください。
電話:050-5806-6215 (インターネット電話です)
FAX:03-3375-9299
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以上、スマートライト中畑でした!
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