交通系ICカードの全国相互利用が3月から解禁!話は変わりますが照明の制御方式は今後どうなるんでしょう。

そういえば、今日は雪が降るようですが、夜は赤羽でSCSSとCompassの勉強会に参加予定なので無事に町田まで帰れるのかどうか心配です。

おはようございます。スマートライト中畑です。

さて、今日、小田急線の中でこんな広告を見つけました。

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中部や関西に出張した際、地下鉄にのるときについPASMOやSUICAをかざしてアラームが鳴ってしまうのは私だけでは無いと思いますが、いよいよ全国で交通系ICカードの相互利用が3月23日からできるようになるんですね。

おそらく、始めた当初はいろんな問題があり独自の仕様や関係会社だけではじめたものの、時代の流れとともにこのようになったのでしょう。

昨日の経済産業省のオープンデータ実証用サイトの件もそうですが、ベースになる仕様を共通化して公開し、場所や事業者によってとらわれることなく、利用者側が便利な仕組みになるような流れが、時代的に加速していると思います。

経済産業省のオープンデータ実証用サイト「Open DATA METI」(β版)公開とPhilips、Appleの「Hue」に感じた時代の流れとは? | スマートライト|照明についてのポータルサイト

一方、照明については一般照明用の制御方法について海外ではDALIが標準になっていますが、日本では各社独自の方式になっています。

こういう時代の流れがある中で、日本国内での制御方法の共通化が独自の規格で行くのか、海外の標準を取り入れるのか、とっても気になるところです。

Suicaなど10の交通系ICカードが共通化 来年3月23日、まず鉄道料金で – MSN産経ニュース

JIDA akarisalon 「LIGHTING CONTROL NEXT これからの照明制御を考える」に行って感じた日本に押し寄せるDALIとBIMの大きな流れ

おはようございます。スマートライト中畑です。

さて、先週11月21日、六本木のAXISで行われたJIDA akarisalon 「LIGHTING CONTROL NEXT これからの照明制御を考える」に行ってきた。

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私が興味あったキーワードは、DALI, BEMS, HEMSの3つ。ヨーロッパではかなり前からDALIが利用できる製品が多いにもかかわらず、国内では対応製品も、また導入している人たちもまだまだ少数のため、今後、どのようになっていくのか?ということや、DALIとBEMSやHEMSはどのように関連するのか?というところが興味の対象であった。

結論から言うとDALIは日本国内に確実に入ってくる!また、ある規模以上の建築物になれば、DALIとあわせてBIMによる設計も必須になってくると強く感じた。

簡単に今回のJIDA Akari salonで得た知識は、

1. LEEDという環境に配慮した建物に与えられる認証規格が、日本国内でも広まりつつある

新築オフィスビルで日本初のLEEDゴールド認証取得
日本で6件目のLEED認証取得、シティバンク銀行
スターバックス コーヒー ジャパン福岡大濠公園店と京都リサーチパーク店がLEED認証を取得

2. LEEDの認証では、エネルギー対策の中に、昼光利用、使用量最適化、目標値・実績管理などの項目があるため、照明制御やデータ取得などが機能的に必要になる

■ LEED グリーンビルディング認証|NY Green Fashion

3. 国内では異なるメーカー間でシステムを繋げられる統一のプロトコルは無いので、照明の部分ではDALIの可能性はとても高い。また、LEEDの中にある昼光利用や周囲環境への影響などを設計時にシミュレーションするためには、計画している建物の3Dデータに加え、所在地の緯度経度のデータと既存の周囲の建物の3Dデータが必要になり、*BIMによる設計は必須になる。

というようなもの。

会の締めくくりに、ライティングデザイナーの馬場美次さんが次のようなことをおっしゃりとても共感。

照明について日本はメーカーが提案から納品まですべてをおこなっている。だから、メーカーは自社以外のものを提案の中に盛り込むことが難しい。なのでメーカーと電気工事の間にエンジニアという存在が必要だ!
舞台照明の世界では、照明家という存在がいたからDMXは普及した。建築の世界にも、特にITの知識をもったそのポジションの人間が求められている。

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また、国内で使用できる製品は今のところごくわずかなものの、DALIの部分で圧倒的な商品ラインナップと知識・経験を持つPHILIPSという会社は、先日のAppleのHueのニュースも含め、今後ますます海外はもちろん、日本国内の照明業界での存在感を大きくするだろうと思った。

さてさて、この流れに向けて、みなさんはどんな準備をしますか?

「LIGHTING CONTROL NEXT・これからの照明制御を考える」

LEDを商売としてやっていると、その性能の向上と価格の下落スピードについて、従来の蛍光灯やメタハラのビジネスとは全く違う状況になっていることに気づく。そして、現在はLEDの売上や流通量では巨大になっているものの、ビジネスから得られる収益はかなり過去と比較してかなり厳しくなっているところは多いのではないだろうか?

かつては照明として建築の中でのレイヤーやカテゴリが分かれていたモノが、昨今、じわじわとその境界がなくなってきていると、個人的には感じている。

そんな中、ランプや照明器具など単体の商売ではなく、建築や空間、もしくはその企業としてのあり方という視点から、最適な組み合わせを考え、それに必要な設備を揃えていくというアプローチの必要性が、企業の大小を問わず必要になっている。

そして、そういったアプローチで考える際に一番のトピックは【制御】というところ。

LED製品の多品種化、ITの低コストと性能向上により、かつてそれをするには設備や体制、問題などのハードルが非常に高かった建築の中の【制御】というものが、早いスピードでそのハードルを下げ始めている。最近よくきくキーワード【BEMS】や【HEMS】など、今は自分のビジネスには関係ない状況だとしても、近い将来、高い確率で直接・間接的にビジネスに影響を与えると思っている。

実は私自身も勉強不足なのだが、タイミングが良いことに、照明デザインという言葉がまだ日本に普及する前から”あかりメッセージ”などのイベントを行い、新しい照明のあり方をつくってきた公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会・東日本ブロック・ライティングデザイン研究会にて、まさしくこの部分の「LIGHTING CONTROL NEXT・これからの照明制御を考える」というセミナーが今月開催される。

Control

■プログラム及びパネラー

第1部:舞台照明から始まったDMX規格とその次の規格
DMXが舞台照明につかわれ始めて、20年以上経ちます。現在では舞台だけで無く、建築系にも多く導入されています。DMXの概要と、進化している舞台照明の制御規格を解説します。
□山塚 秀光 氏
丸茂電機株式会社 技術センター 開発部 システム開発課 主任

第2部:欧州を中心に普及しはじめたDALIとその周辺
欧州で普及し始め、国内でも施工事例がではじめたDALI。その規格の基本的な内容と、組み合わせて効果の高い周辺の装置を照会します。
□津田 博之 氏
ワゴジャパン株式会社 セールス&マーケティング セールスマネジメント オートメーション担当

第3部:[対談]照明制御規格はどうなるのか?
第1部と第2部のパネラー山塚秀光氏と津田博之氏に、ライティングデザイン研究会より照明デザイナーの小山憲太郞と馬場美次を加え、これからの制御規格とその普及のキーポイントをディスカッションします。
□小山 憲太郞
ライティングデザイナー ・コヤマケンタロウデザイン事務所代表・JIDA正会員
□馬場 美次
ライティングデザイナー・プロダクトデザイナー・馬場美次デザイン室代表・ JIDA正会員

■日時・会場

11月21日(水)19時〜20時30分・終了後懇親会を予定しております。
AXISギャラリー・東京都港区六本木5-17-1六本木アクシスビル4F

■定員・会費

定員60名:会費¥2,000[一般]・¥1,500[学生・照明学会会員・JIDA会員]
当日受付でお支払いください。学生の方は学生証の提示をお願いする場合があります。

■申し込み方法

事前申し込みが必要です。
下記の項目をsalon19@akari.gr.jpまでメールしてください。
メールの題名は「akarisalon19」としてください。

○お名前
○よみがな
○メールアドレス
○所属会社
○学生及び、JIDA照明学会の会員ならばその旨

これからの照明のビジネスに【制御】は必要とはおもいつつも、なかなか実務としてやっている方々の生の情報をきける機会はないので、このセミナーは非常に有用だとおもう

ということで、楽しみです!

JIDA LIGHTING

ZUMTOBEL(ツントーベル)社のVIVALDI(ヴィバルディ)というソフトをご存じですか?

DIALux勉強会の仲間から、ZUMTOBEL(ツントーベル)社のVIVALDI(ヴィバルディ)というソフトを教えてもらいました。

Vivaldi

ちなみに、ZUMTOBELはヨーロッパの照明器具メーカーで日本ではコイズミ照明がコラボレーションをしております。

ZUMTOBEL|ZUMTOBELとは|コイズミ照明株式会社

さて、このVIVALDIというソフトなのですが、残念ながらこちらもWindows用なので自分ではまだ試していないのですが、画面はDIALuxととても似ており、3Dでモデリングされた空間の中に光を再現するという機能を持っています。

ただし、DIALuxが照明器具の配光データを使って照度を計算するのに対し、VIVALDIの方は主に色や色温度の変化を表現することが主目的の様です。下記がVIVALDIを紹介しているZumtobelのサイトなのですが、Zumtobel自体、光の変化と人の影響について重要視しており、VIVALDI自体も、色や色温度の変化をシミュレーションしたり、プレゼンテーション用の動画を作成できます。

Vivaldi

YouTube上で見つけた動画は2008年なのでちょっと古いのですが、RGBや色温度のタイムラインでの変化を表現しています。

ということで、DIALuxEVOの勉強会の次は、このVIVALDIについてみんなで情報交換をしてみたいですね。