「水銀条約政府間交渉委員会第5回会合」についての経済産業省のプレスリリースの中に水銀添加製品として蛍光灯・高圧水銀灯と明記があります

こんにちは、スマートライト中畑です。

先日、水銀規制条約の名前が水俣条約になったとの記事を書き、その際に対象品目がどうなるのかはまだわからないというお話をしましたが、21日に「水銀条約政府間交渉委員会第5回会合」について経済産業省からリリースがされていました。

水銀規制条約の内容が決まり”水俣条約”と名称が決定しLED化がますます加速しそう。でも、蛍光灯以外のメタハラのような放電灯は本当のところ今後どうなる? | スマートライト|照明についてのポータルサイト

そのリリースを読んでみると、

電池、蛍光灯、高圧水銀灯、スイッチ・リレー、温度計や血圧計等の計測機器について、条約で定められた期限(2020年)までに、その製造、輸出、輸入を禁止(ただし、研究用、校正用、標準用などの用途は除外されるほか、一部の製品については、補修用や特殊用途等のものが適用除外)。

前から話題に上がっていたとおり、蛍光灯、高圧水銀灯という具体的な名称があり、2020年までに、製造・輸出・輸入が禁止されると明記されています。

また、”研究用、校正用、標準用などの用途は除外されるほか、一部の製品については、補修用や特殊用途等のものが適用除外”

と書かれていることから、全てが禁止されるわけではなさそうです。

これはあくまでも私の想像ですが、水銀量の大小についてはこの中で述べておられず、用途によっては適用除外のように記されていることから、現在、一般照明用途として使用されている蛍光灯や高圧水銀灯はこの対象になりそうです。

また、一般照明用途で、蛍光灯の中でもコンパクト蛍光灯や、高圧水銀灯の中でもメタルハライドランプについてがどうなるのかがとても気になりますが、JISでは高圧水銀ランプとメタルハライドランプがわかれていることから、もしかしたら、このJISはの区分の違いが規制の対象をわけるものとなるかもしれません。

こういった情報は、新しく誕生した「一般社団法人日本照明工業会」の方々から案内をしていただけると、流通に関わる私達はとてもありがたいです!

いずれにせよ、具体的に規制となる品種や用途が明確になるのは、しばらく時間がかかりそうです。

経済産業省水銀条約プレスリリース 1

水銀規制条約の内容が決まり”水俣条約”と名称が決定しLED化がますます加速しそう。でも、蛍光灯以外のメタハラのような放電灯は本当のところ今後どうなる?

こんにちは!スマートライト中畑です。

さて、照明デザイナーでat light laboratoryの立川さんのFacebookで知ったのですが、今月13日からスイスのジュネーブで開催された「水銀に関する条約の制定に向けた政府間交渉委員会第5回会合」にて、水銀条約の条文が決まり、また名称が「水俣条約」に決まったようです。

Mercury

ちなみに、このスイス・ジュネーブで開催された第5回会合の前に、昨年の10月31日、11月1日とタイのバンコクにて、「アジア太平洋地域会合」が開催され、規制対象製品の定義、猶予期間と猶予期間を設ける地域、適用除外品の範囲などを関係国でリストの修正案として取りまとめ提出されています。

蛍光灯は水銀が入っているから使えなくなるの?『水銀条約政府間交渉委員会第5回会合の準備のためのアジア太平洋地域会合』が開催されました | スマートライト|照明についてのポータルサイト

今回のジュネーブでの会合についてはNHKのサイトによると、

水銀が使用されている一部の電池や蛍光灯などの製造や輸出入を2020年までに禁止すること

と書かれているとおり、当初から話に上がっていた蛍光灯の規制が盛り込まれたようです。

これでいよいよ2020年に向けて水銀が含まれる蛍光灯や水銀灯などについて規制が進むと思われますが、現状、車のディスチャージヘッドランプの水銀フリータイプとよばれるD4ランプ以外は、放電灯にはほぼ全てに水銀が利用されていることなどもあり、どこまでのランプが規制の対象になるかはとても気になるところです。

一般照明分野については放電灯からLEDランプへの置き換えできる製品が増えていますが、工業用の検査用途や、車の衝突実験、または、サッカーや陸上競技場などのスタジアム照明など、現状ではLEDランプでは置き換えできない放電灯が使われている分野がまだまだあります。

この水銀条約についての詳細はしばらくすればわかるとはおもいますが、これまで私達の職場や家庭の光として支えてくれた蛍光灯も、白熱電球と同じようにその役割をLEDに譲る時が刻一刻と近づいているようですね。

水銀規制条約まとまり“水俣条約”に NHKニュース