ライフログツール→生活習慣による価格の変更→評価による価格の変更という世の中がやってくる!?

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ここ最近、UP by Jawbone を使い始めて思ったこととして、企業がモノやサービスを販売するときに、販売する個人によって料金が変わる社会がやってくるのではないかということがある。

どういうことかというと、例えば、自動車保険のゴールド免許割引のようなもの。

ゴールド免許は事故や違反がなかった(見付からなかった)個人にのみ発行されるもので、そういう人が自動車保険に加入するとき、そうでない人(事故や違反を起こした人)よりも安くしますよというものだ。

次にくるのは医療保険や生命保険の部分。

厚生労働省のホームページにもある通り、毎日のよくない生活の積み重ねによって日本人の3分の2近くが生活習慣病で亡くなっている現状を考えると、自分の食事や睡眠、運動を管理して人と、そうでない人を比較した場合、保険会社としては価格差をつける十分な理由がありそうだ。

ただし、これまで個人の生活習慣の確認手段としては、医師の問診や書類への記入ぐらいしかなく、本当にその個人に割引を適用してもよかどうかの判断が難しかったが、ライフログツールを使えば、毎日の運動量と睡眠時間は具体的な数字のデータとして収集することができる。

そういえば、2008年からメタボ検診の義務化が始まったが、この意義のひとつとして将来の医療費削減につながることが期待されている。

もしかしたら、将来の医療費をコントロールするために、メタボ検診で対象となった個人にはライフログツールの着用を義務化して運動量や睡眠時間を監視し、改善されなければそのライフログツールからビビビッ!と電流が流れる、なんて世の中を妄想してしまうのは、SF小説の読み過ぎなのだろうか?

ちょっと話題がそれてしまったが、今の生体ログツールは運動量や睡眠時間を記録して、許可を受けた第三者がある人の記録を照会できるような仕組み。それを使うことによって、その人の生活習慣によって企業のコストが変わってくるものの値段が個人ごとに変わる可能性がある。

そして、その次に来ると思っているのが個人の評価。

「評価経済社会」ということばをご存知だろうか?

評価経済社会とは – はてなキーワードから引用すると、

「評価」を仲介として、モノ、サービス、お金、が交換される社会。相互レビュー社会。

既存の貨幣経済社会では「貨幣」を仲介にして「モノ」「サービス」が交換される社会だった。お金が不要になるわけではなく「お金」が「評価」に従属するようになる。日本は先進国の中でも社会が均一化されているほうなので、世界でも最も早く評価経済社会への移行が進む可能性があるという。

たとえば、ある人が買い物をする際、お店は生体ログツールを通してその人の評価を照会することができ、お店(企業)がその人の評価によって販売する価格を変更できるというもの。これ、企業のCSRとも連携するのではと。

そういえば、昔やったロールプレイングゲーム(たしか、ザナドゥ)で、カルマというパラメータがあり、罪の無いモンスターをやっつけるとカルマが上がってお店のアイテムの値段が高くなる仕組みがあったけど、それに近い。

ということで、SF映画では最貧層の主人公が自分の頭についた管理ツールを壊して民衆を開放に導くというストーリーはあるけど、その管理ツールが人々につけられる過程を表したストーリーはなかなか見ない。

もしかしたら、僕達は、その管理ツールが人々に取り付けられる過程の時代に生きているのかもしれませんね。

おっと、UP by Jawboneを同期する時間がきてしまったので、本日はこれで失礼!

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