設備としての照明器具から照明の機能が付加された建材が増えていくと私達のビジネスはどうなる? LEDだけじゃなくBIMの普及によっても加速される新しい照明の未来

照明は照明器具屋から購入するもの。

数年前まではそれがごく当たり前だった。

でも、LEDや有機ELの登場により、その状況はまったくかわりつつある。

不二サッシといえば、子供のころから窓枠にその名前がかかれていて馴染みのある会社だが、金属加工を得意とする創業80年以上の建材メーカーだ。

その不二サッシがアルエアという、ガジェット好きの物欲をくすぐる金属製のLEDデスクライトを先日のライティング・フェアで展示しており、それが縁で彼らの商品紹介をしてもらった。

Top clamp b

その紹介されたものの中に、アルビームという商品があった。

不二サッシが得意な金属の中にLEDを組み込んだもの。

アルビーム

このように、ビルの外装などに光のラインを作れるもののようだ。

投光器などにより外から照らすのではなく、コンパクトになったLEDを使って線の光を出す事自体はとくに驚くには値しない。

アルビーム実績

でも、カタログの中のこの写真を見た時に、ふと疑問が湧いた。

アルビーム2

これ、建材だよね?

そう、まさに建材なのだ。

物販から利益を得るビジネスではなく、設計や照明デザインの立場であればこちらの商品を組み込むことがビジネスにつながるのだが、私の場合はそうではない。

でも、建築の上に照明器具を取り付けるよりは、見栄えも施工もとても効率が良い。

今後は、建材があった上で取り付ける設備としての照明器具よりも、その照明の機能を含んだ建材を使うという流れになるのではないだろうか?

ふと、そんなことを思った。

特に、湿度や温度の条件が過酷な屋外にとりつけるものは特にその流れが強くなるだろう。

じゃあ屋内は?

照明の機能を含んだ天井材が建材の流通で流れるようになる?

まさか、そうは簡単にいかないでしょう?

でも、照明と共通するところが多い照射される映像の例を見ると、かつては白い平面のスクリーンがあるところでしか映せないのが当たり前だったが、プロジェクションマッピングを見た今では、照射する対象物のことよりも、法律的な部分の方が難しいことが多い印象だ。

さらに以前、ベクターワークスの新製品発表会で聴いた中で、BIMの場合は使用する建材を事前にシミュレーションできるので、運搬に必要なトラックなども割り出せるという話があった。

トヨタがつくりあげたカンバンが、BIMによっって建築の現場でも事前にソフトウェアでできるという。

こんなことも、設備としての照明器具を使用するよりも、照明の機能が含まれる建材を使用する動機付けのひとつになるのではないだろうか?

ということで、今まで照明の提案や設計で費用をとらず、物販で利益を上げている私のような立場のものは、こういう照明の機能が付加された建材のバリエーションが増えていくと、別の部分のビジネスをたちあげていないとなかなか厳しそうだ。

でも、こういう時代の変わり目は、チャンスでもあるんですよね。

ということで、ポジティブに考えてみました。

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