迫り来る「勝者総取り」の世界。照明業界はどこが勝者になる?もしくは照明以外の企業が照明ビジネスを総取りしてしまうのか?

企業が「帝国化」する

昨日のエントリーで紹介したブログで取り上げられていた「企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔」という本について、Kindleで購入して読んでみたのだが、とても恐ろしい内容だった。

Philips hueをAppleのSiriで音声コントロール!から感じたヒト・モノ・カネから創造性・プログラミング・コミュニケーションが求められる時代 | スマートライト|照明についてのポータルサイト

というのも、Google, Amazon, Appleなど、IT企業のおかげで便利になっていき、持たざるものでもいろんなチャンスが得られる世の中にになった一方で、それはある限られた企業、もしくは限られた企業群のつくりあげたプラットフォームの上での話であり、生殺与奪権はその第三者が強く握っているということに気づいたから。

まぁ、それがITに限ったことであればここまで怖くはならなかったのだが、この本では他にマクドナルドやエクソン・モービル、モンサントなど、食料やエネルギー業界、さらには薬や医療など、人間が生きて行く上で必要不可欠なものでも同じ状況だという。

またまたSFの話で恐縮だが、よく、清潔で文化的なエリアに住む富裕層とスラム街に住む貧困層の世界観がSFの映画などで描かれていたりするが、この本を読むといずれはそうなっていくのではないかと思ってしまう。

今はまだ、使いたくなければ使わなければいいという選択肢があるものも、いずれ、水も食料も医療も、高すぎて買えない、サービスがうけられないというものが徐々に増えていきそうな感じ。

「勝者総取り(Winner Takes All)の時代」

照明の業界でもかつてはいろんな会社があり、部品供給、製造や流通にも多くの業者がそれぞれの役割を果たし、そこで利益を上げ従業員や家族を養っていたのだが、「勝者総取り」とまではまだいかないものの、その状況が変わっているのは間違いないだろう。

そして、いずれはこの私達の照明業界でも「勝者総取り」、もしくは照明業界以外の企業が照明のビジネスを「勝者総取り」してしまうようなことも十分考えられるのではないかと思う。

で、この本の最後に「ではどうすればいいのか?」という章があるのだが、そこで書かれていることが、

  • 創造性を養う
  • 専門的な技能を身に付ける
  • 就職後も勉強を続ける
  • 外国語を習得する
  • コンピューターを「使う」側になる
  • 海外に流出しない仕事に就く
  • ネットを使ってマーケットを広げる
  • 自分を高めてくれる環境に身を置く
  • 自分のビジネスを始める
  • 仲間をつくる

というようなもの。

大きく変わりゆく時代の中、変わっていくのは怖いことではあるけども、勇気をだして一歩踏み出し自らも変わっていきたいと思っています。

ということで、この本はとっても怖いけど、ぜったい読んでおいたほうがいいと思いますよ!

コメントを残す