SF小説「終わりなき平和」の世界が現実になる?人間の思考と電子の世界を繋げる埋め込みデバイスが実現するのは遠い未来なのか?

丁度2週間前に書いた「電子タトゥー」の記事。今度はさらに驚いた技術がイケダハヤトさんのブログで紹介されていた。

人間の意識と電子の世界がつながるSF世界が実現?電子タトゥーの記事を読んで思ったSFの話と照明のこと | スマートライト|照明についてのポータルサイト

それがこちら。人間の脳にリモコンを埋め込む技術。

完全にSF!脳にリモコンを埋め込む技術をブラウン大学が開発 – ihayato.書店 | ihayato.書店

こんな感じのデバイスを、

Ku medium

こんな風に脳に埋め込むらしい。

Ku xlargedvorsky

上記の写真はおそらく動物実験の猿のX線写真だと思うけど、かなり大きいみたいですね。あと、写真右ではデバイスから脳に電極をつなげているようですが、ちょっと痛々しい。

ちなみに、ワイヤレスで充電できるようです。これは既に実用化している技術。

で、この技術は豚や猿を使った実験で成果をだしており、結果、この技術によって人間の思考によって外部の機器をコントロールすることができるようになるだろうとのこと。

これが実用化されたら、マトリックスやハーシュ・レルムなど、それこそSFの世界が本当に現実化される。これってすごいけど恐ろしい技術。

というのも、思考が電子の世界とつながり、さらにネットワークにつながるようになると、他人の感情や思考、そして記憶までもがすべて共有されてしまう、「終わりなき平和」のようなことが現実化する。

実際、今でもFacebookやTwitterによって他人の感情や思考が、それがなかった時にくらべて何倍も自分に流れてくるようになった。

今は亡きマイケル・クライトンがジェラシックパークの小説の中で、ネットにより人々の思考がつながると…みたいなことをいろいろ書いていたけど、すでにその状況は現実化されており、それがこのようなデバイスで思考と電子が直結すると、入力するという行動が必要無くなるので。。。。うーん、これはすごい。

個人の意志なのか、集団の意志なのかの境界がなくなっていきそう。

で、ここから照明の話。

GoogleEarthやGoogleMapのストリートビューを使えば実際にその場所に行ったことがなくても、道路の幅や建物の色やカタチ、さらにはどこのメーカーの自動販売機がどこにおいてあるかなど、かなりの量の情報が手に入る。

これはSF小説の話じゃなくて、今現在、ネット環境さえあれば、誰でも無料で利用できるリアルな話。

そこに、こういった人間の思考と電子の世界との間のインターフェースとなるデバイスが登場すると、動かない建物や道路の情報などは、実際に人間の視覚として見えなくても電子情報で脳に送ればいいのでは?ということになる。

そうなると、電子の世界では照明って必要無いですよね。

まぁ、いつものとおり飛躍し過ぎだけど、たとえば車の自動運転技術が実用化したらドライバーの為のヘッドライトやテールランプは必要無くなる。

その時には、ランプをつくっているメーカーはビジネスを失う。D4は水銀入っていなくて環境にやさしいとかそういう次元じゃなくなる。そのかわりに自動運転の技術の要となる位置情報をもつGoogleやAppleがビジネスを拡大する。

そんなことは映画の話であって、あったとしても遠い未来の世界のこと。

おそらくきっとそうなのだろうが、遠い未来が100年先なのか、50年先なのか、もしくは5年先なのかはわからない。

でも、初代のiPhoneは2007年1月に発売されたので、それは今からちょうど5年前のできごとなんですよねぇ…

照明のビジネスを「勝者総取り」するのは、iPhoneやMacBookProをつくっているAppleなのかもしれないとWiFiSlam買収とPhilips hueの流れで思った

WirelessWire Newsにて、「アップル(Apple)が屋内位置情報関連の技術を開発するワイファイ・スラム(WifiSlam)という新興企業を約2000万ドルで買収した」という記事が出ていた。

アップル、屋内位置情報サービスのワイファイ・スラムを2000万ドルで買収 – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

WiFiSLAMのサイトは現在は見れない状況なので、下記のangel.coというサイトでみてみると、

WiFiSLAM – Indoor GPS

Allow your smartphone to pinpoint its location (and the location of your friends) in real-time to 2.5m accuracy using only ambient WiFi signals that are already present in buildings.
We are building the next generation of location-based mobile apps that, for the first time, engage with users at the scale that personal interaction actually takes place. Applications range from step-by-step indoor navigation, to product-level retail customer engagement, to proximity-based social networking.

スマートフォンから室内にあるWiFi信号を使いて2.5mの精度での位置情報を特定する技術を開発しており、位置情報に個人的なアクション(購買など)を結びつけたり、屋内でのナビゲーションや、位置が近いことのSNSなどにつなげるつもりのようだ。

そんな技術をもつ会社をAppleが買収した。

そのAppleといえば、昨年のIOS5へのアップデートの際、地図アプリがそれまでのGoogleMapからApple製の出来の悪い(当時)地図になり非難轟々であったが、同時に、iPhoneのナビゲーションに自分たちがいかに依存していたかをあらためて実感することになった。

当時はなんでAppleが無理やりGoogleMapから自社製の地図アプリにしたのかあまり深く考えていなかったのだが、すっかりスマートフォンのナビゲーション依存になった人々と、そして、今回のWiFiSLAMの買収によって、現在自分のいる店舗が明確になるほど精度が高くなった位置情報の技術が、O2O(オンライン・ツー・オフライン)とよばれるネット上からリアルな店舗での購買に結びつけ広告宣伝の効果を発揮するシステムとしてできあがることで、昨年の無理やりおこなった地図アプリの内製化というのも理解できるようになる。

IMG 5222

さて、ここから照明の話。

Appleと照明といえば、昨年、Philipsと組んでリリースした家庭内コントローラーとRGBのLED電球のセットとなったHueがある。

”Philipsのhueは欧州のアップルストアで独占販売”から見えてきた!家庭の電化製品と空間をコントロールするのはPhilips主導?それともApple? | スマートライト|照明についてのポータルサイト

これはこれで、Phiipsの家電や制御の技術とAppleのもっているスマートフォンやユーザーインターフェイスとの組み合わせで、家庭内にある冷蔵庫やTV、オーブンなど電気を使う機器もいずれはPhilipsとAppleの支配下になってしまうのではないか?と思うのだが、今回はそれが家庭だけでなく、店舗や施設、公共エリアまでも広がってしまうのではないかと思う。

なぜならば、今回のライティング・フェアでもBEMSやHEMSなど制御のシステムがいくつも展示されていたが、それらと、Apple、もしくはAppleがユーザー自身に作らせるユーザーインターフェイスやシステムと正面から比較されたときに、どちらがコストや使い勝手で魅力があるかということを考えた時に、それは明確であるからだ。

もちろん、”そんな簡単にはいかない”と思える点はいくつもある。でも、あくまでも現状の話に過ぎない。

照明のビジネスを「勝者総取り」するのはどこなのか?と考えた時に、それはもしかしたら、今、僕達がよろこんで使っているiPhoneやMacBookProをつくっているAppleなのかもしれない。

迫り来る「勝者総取り」の世界。照明業界はどこが勝者になる?もしくは照明以外の企業が照明ビジネスを総取りしてしまうのか? | スマートライト|照明についてのポータルサイト

電球いろいろ〜電球を買い換える時の歌〜

おはようございます。スマートライト中畑です。

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世の中にはいろんな歌があるもので、2010年8月1日にテレビ東京で放送された「歌って覚えまショー」という番組(コーナー!?)で、電球を買い換える時の歌というのが紹介されたようです。

監修はアカリセンターさん

他にもいろんな歌があるようで、この次には「おら道交法さ守るだ〜最近改正された自転車の乗り方の歌〜」という財団法人日本サイクリング協会監修の歌が紹介されたようです。

世の中いろいろありますねぇ。

迫り来る「勝者総取り」の世界。照明業界はどこが勝者になる?もしくは照明以外の企業が照明ビジネスを総取りしてしまうのか?

企業が「帝国化」する

昨日のエントリーで紹介したブログで取り上げられていた「企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔」という本について、Kindleで購入して読んでみたのだが、とても恐ろしい内容だった。

Philips hueをAppleのSiriで音声コントロール!から感じたヒト・モノ・カネから創造性・プログラミング・コミュニケーションが求められる時代 | スマートライト|照明についてのポータルサイト

というのも、Google, Amazon, Appleなど、IT企業のおかげで便利になっていき、持たざるものでもいろんなチャンスが得られる世の中にになった一方で、それはある限られた企業、もしくは限られた企業群のつくりあげたプラットフォームの上での話であり、生殺与奪権はその第三者が強く握っているということに気づいたから。

まぁ、それがITに限ったことであればここまで怖くはならなかったのだが、この本では他にマクドナルドやエクソン・モービル、モンサントなど、食料やエネルギー業界、さらには薬や医療など、人間が生きて行く上で必要不可欠なものでも同じ状況だという。

またまたSFの話で恐縮だが、よく、清潔で文化的なエリアに住む富裕層とスラム街に住む貧困層の世界観がSFの映画などで描かれていたりするが、この本を読むといずれはそうなっていくのではないかと思ってしまう。

今はまだ、使いたくなければ使わなければいいという選択肢があるものも、いずれ、水も食料も医療も、高すぎて買えない、サービスがうけられないというものが徐々に増えていきそうな感じ。

「勝者総取り(Winner Takes All)の時代」

照明の業界でもかつてはいろんな会社があり、部品供給、製造や流通にも多くの業者がそれぞれの役割を果たし、そこで利益を上げ従業員や家族を養っていたのだが、「勝者総取り」とまではまだいかないものの、その状況が変わっているのは間違いないだろう。

そして、いずれはこの私達の照明業界でも「勝者総取り」、もしくは照明業界以外の企業が照明のビジネスを「勝者総取り」してしまうようなことも十分考えられるのではないかと思う。

で、この本の最後に「ではどうすればいいのか?」という章があるのだが、そこで書かれていることが、

  • 創造性を養う
  • 専門的な技能を身に付ける
  • 就職後も勉強を続ける
  • 外国語を習得する
  • コンピューターを「使う」側になる
  • 海外に流出しない仕事に就く
  • ネットを使ってマーケットを広げる
  • 自分を高めてくれる環境に身を置く
  • 自分のビジネスを始める
  • 仲間をつくる

というようなもの。

大きく変わりゆく時代の中、変わっていくのは怖いことではあるけども、勇気をだして一歩踏み出し自らも変わっていきたいと思っています。

ということで、この本はとっても怖いけど、ぜったい読んでおいたほうがいいと思いますよ!

Philips hueをAppleのSiriで音声コントロール!から感じたヒト・モノ・カネから創造性・プログラミング・コミュニケーションが求められる時代

昨年発表され話題になったPhilipのHueというLED電球。

iPhoneやiPadで自由に制御したり、アプリをつくったりできることがとても衝撃的だったのですが、こちらの動画では、そのPhilipsのhueを、AppleのSiriを使い音声制御している様子が紹介されています。

philips-hue-siri

動画には、iPadにSiriを使って男が指示をするとそれにたいしてSiriが照明の制御を行い回答する様子が映されています。

男: ”Siri, 玄関のライトつけてもらえる?”
Siri : “玄関のライトをつけました”

男: ”Siri, キッチンのライトを落としてくれ”
Siri : “これでいい?”

これ、まさにSFの映画や小説で、人間がコンピューターに言葉で指示をするシーンが現実になった状態ですよね!

あまりにも、ごく普通にできてしまっているので、自分が子供の頃に見たSF物語のシーンと結びつけていいものかどうかなんとも言えないのですが、この技術があれば、あのころは非現実的だったことが実現できるのは間違いないと思います。

もちろん、まだまだ実際に音声で指示をしてから、制御を実行、回答するまでのタイムラグがあるので、違和感はありますが、これってすごいことだと思います。

さらにすごいことに、これ、どっかの政府や大企業レベルの予算を必要としていなくて、中小企業はもちろん、学生でさえこれに必要な機器を用意することができるというところ。

つまり、必要なのは、お金とか設備じゃなくてどうやって使うかという企画力と、それを実現するプログラミングの能力だけということ。

ところで、つい最近読んだこちらのブログで紹介されていた”企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔 (アスキー新書)”という本。

Chikirinの日記

この中に、

これから大事になるのは創造性です。アートと言ってもいい

と書かれており、まさにこの動画を見て感じた”ヒト、モノ、カネ”でないのだなぁと感じました。

よくある言い方で、これからの時代に求められることを言うと

3つのC

Creativity 創造性
Coding プログラミング
Communication コミュニケーション

なのかなと思います。はい。

Developer Uses Siri To Control Phillips Hue Lights | Cult of Mac

追記

Kindleで購入してこの本を読み始めたのですが、かなり怖い本です。
でも、知っておいた方が良い内容ですね。

「照明提案→電力削減」という矢印に限界を感じ、「電力削減→照明提案」という知識を付けたいとおもいセミナーにいってきます

さて、ここのところ大型の補助金のニュースの話が流れており、一部の照明関係者もドキドキしているような春の日々ですが、皆様、いかがおすごしでしょうか?

近々、また大きな補助金制度が実施されるようです。

で、私自身は照明なのですが、最近では照明だけのビジネスの限界を感じているのが実情としてありまして、どうしたものかと思っていたのですが、”DIALux”というキーワードであっさり私の検索順位を抜かしてしまった楽画企の辻川さんが、こんなセミナーをされることをFacebook上で知りました。

電力値上がりを経費増から利益増にするための中小企業のための「電力マネジメント戦略」

照明で提案をするときに、電力量の削減というのは欠かせないものなのですが、どちらかというと今までの自分の商売は、「照明変更→電力削減」となっていたところが限界を感じていたポイント。

でも、この辻川さんのセミナーは、「電力削減 → 照明変更」の流れを感じました。

ということで、本日、このセミナーに参加してきます。楽しみです!

では!

電力値上がりを経費増から利益増にするための中小企業のための 電力マネジメント戦略

自動車メーカーのトヨタとインターネット検索のGoogleが競合になる?!私達が気にするのは同業他社よりもIT企業なのかもしれない

自動車メーカーのトヨタとインターネット検索のGoogleが競合?

これ冗談ではない。

SF映画などで、車が空を飛んでいたり、目的地を声で伝えれば勝手に自動運転が行われるというような未来のシーンを目にしたことがあるだろう。

この中で現在の技術で既に可能となっていることで、目的地を音声で伝え認識させることは、AppleのSiriもそうだし、NTTドコモとパイオニアが既に音声入力のカーナビを発表していたりする。

クルマでも「Siri」に対抗:ドコモのカーナビアプリが音声入力に対応、「しゃべってコンシェル」を活用 – MONOist(モノイスト)

さすがに空を飛ぶ車はまだカタチが見えないが、自動運転は既に開発競争の段階に入っているようだ。

そして、自動運転の実用化が現実的になればなるほどその中心的な制御を司る「OS」の部分が重要になり、そうなると電子の世界をGoogleMapやGoogleEarthとして持つGoogleの優位性がまし、自動車メーカーとGoogleが競合になるという話。

こちら、Tech-Onには、2013年1月に米国ラスベガスで開催された世界最大のエレクトロニクス関連の展示会「International CES 2013(CES)」で、トヨタ自動車が発表した無人の自動運転を実現する実験車のことと、その苦悩が説明されている。

第1回 自動運転車は諸刃の剣 – クルマ – Tech-On!

トヨタとして自動運転の技術が進めば進むほど、車のビジネスのコントロールが自分たちの手が離れてしまうという。

携帯電話の世界にiPhoneが登場し通信会社の強いコントロール下にあった通信端末のビジネスが変わったこと、ヨドバシやビッグ、ヤマダ電気など、家電量販店が流通を握ることで家電メーカーに対して強い影響力をもったこと、さらにはAmazonや楽天などのネットショップのプラットフォームがますます力をましていることなど、かつては絶大なる影響力をもっていた存在が時代とともに大きく変わることを私達は目の当たりにしている。

さて、われわれの照明業界は自動車業界と同じようにGoogleMapやEarthのもつ位置情報だけでなく、さらには電力というエネルギーと密接な業界だ。光源も白熱や放電灯からLEDに移りつつあり、デジタルコントロールとも相性がよい。

どうなるんですかねぇ。

Google

DIALux4.11のいろんな不具合が解消された4.11.0.2がリリースされたようです

おはようございます。スマートライト中畑です。

さて、先日、DIALux4.11.0.1で不具合が発生しているというお話と、それが4.11.0.2で解消されるという記事を書きましたが、待望の4.11.0.2がダウンロードできるようになりました。

為行さん、情報ありがとうございます!

DIALux4.11はドラッグ&ドロップで器具データがプロジェクトに入れられない問題が発生しているようです | スマートライト|照明についてのポータルサイト

ダウンロード方法は、Englishのページからチェックしてください。日本語のページには表示されていません。

ということで、うっかり?!4.11にアップデートして不具合に困っていた方たちも、これで問題が解消されそうですね!

Download DIAL  light building software

↓ ダウンロードはこちらのページから

Download: DIAL – light. building. software.

回転するものに光を組み合わせるとそれだけできれいですよね。ETSYで販売されているLEDフラフープ

LEDと既存の光源を比較して便利だと思うことのひとつに、いままで照明が組み込めないようなところでも手軽に光らすことができるようになったことがあります。

LED自体が小さいこと、小容量の電池でも簡易な回路で点灯すること、光源から発生する熱が少ないこと。

以上のような特長があるので、あとはアイデアと実行力さえあれば、今まで光とは無縁だったものを光らすことができます。

今回みかけたのは、こちらの記事。

LEDとフラフープが合体するとこんな写真が撮れるよ | キャリア | マイナビニュース

元々は、ETSYという手作りのものを個人売買できるサイトに出品されているLEDフラフープ。

フラフープの中にLEDが組み込まれていて、暗闇の中で回転すると、こんな感じになるそうです。

Il 570xN 321170048

Il 570xN 321044721

これはおもしろそうですね!

↓ LEDフラフープが販売されているETSYのサイトはこちら

Rechargeable Double Rainbow LED Hula Hoop 2 by LEDCreations

人間の意識と電子の世界がつながるSF世界が実現?電子タトゥーの記事を読んで思ったSFの話と照明のこと

今から数年前、iPhone3GSを使い始めて感じたのは電子の世界と自分の脳みその連携がそれまでよりもスムーズになったこと。

情報のインプットは画面から視覚で行い、アウトプットはタッチセンサーやフリック入力で行うものの、常にネットに接続できるデバイスを肌身離さず手元においておけることは、GmailやDropbox、evernoteのような自分だけの知識だけでなく、数えきれないほどある他人の作ったウェブサイト、そしてTwitterやFacebookなどを通してリアルタイムで他人の知識の提供までをも依頼できる。

かつて、自分自身の限られた記憶や、手帳やノートなどでカバーできる範囲とは比べ物にならないぐらいの膨大なデータに、手元の小さなデバイスからアクセスできる。これはすごいことだとおもった。

そういえば、機動戦士ガンダムダブルオーは、2007年からファーストシーズン、2008年からセカンドシーズンがやっていたのだが、この中で、個々のガンダムの機体は量子コンピュータの「ヴェーダ」というサーバーのようなものに常時接続しており、この「ヴェーダ」がダウンするとモビルスーツが動けなくなってしまうという設定だった。

当時、この設定をTVでみながら、”サーバーに常時接続していて、サーバーが落ちたら何もできないモビルスーツなんてありえないでしょ!”などと思っていたのだが、あれから5年程経った今の自分は、ネットに接続できなかったりGmailのサーバーが落ちたりすると、その日一日なにもできないぐらい大きなことになった。

で、次に来るのが映画のマトリクスのように、人間にプラグをガチャンとつけて、人間の意識と電子の世界を直接接続してしまうこと。

マトリックス 特別版 [DVD]

プラグじゃないけど、既に世の中には「脳波で動くネコミミ」なるものがあり、人間の意識と電子をつなぐデバイスは実在している。

脳波で動くネコミミ「necomimi」&尻尾「shippo」を装着するとこんな感じ – GIGAZINE

で、なんでこんな話になったかというと、この「皮膚にプリントする『電子タトゥー』」という記事を読んだから。

EES1 1

これがもし本当に実用化されると、人間の意識をiPhoneの様なデバイスを通さずとも電子の世界と繋げることができる。また、製品に電子情報を付加するRFタグのように、人間の生体に電子の情報を追加することができる。こうなると、suicaとかpasmoなんかかざさなくても、定期券を所有している人は電車の改札もそのまま通ればいい。

トム・クルーズが出ていたマイノリティ・レポートでは、地下街を通る人の瞳をカメラで認識して個別の広告やアナウンスがされていたが、この電子タトゥーがあればカメラからの情報は必要無い。

で、ここからが照明の話。

真夜中に町を歩くと、人がぜんぜんいないのにいろんなところに照明がありますよね。

マンションの階段や廊下、歩道や道路、公園など。

ザ・シティ・ダーク – 眠らない惑星の夜を探して

場所によっては、人感センサーやタイマーを使ってOn/Offのコントロールはしているものの、それでも東京の真夜中は、光がたくさん溢れています。

そんな中、もし、どこにどれだけ人がいるかということを、中央コンピュータのようなものが常に把握して、どこの照明は点灯する必要があるとか、点灯する必要がないとか判断することができれば、真夜中の街の風景はもっと変わったものになるかもしれません。

ここ数年、水銀灯や蛍光灯からLEDに変わり消費電力は少なくなりましたが、つぎの大きな変化は、もしかしたらこういったところになるのかもしれませんね。

まぁ、それが本当にいいことなのかどうかは別として。

P.S.  ちなみに私の一番大好きなSF小説は1960年にヒューゴー賞を受賞した「宇宙の戦士」です。