「おかえりなさいの光」玉川大学芸術学部が玉川学園駅前に白熱電球で光のオブジェを製作

こんにちは!スマートライト中畑です。

イルミネーションと言えば、かつて(大昔?)は白熱電球が使われることが多く、電球独特のオレンジっぽい色で飾られているものだったのですが、ここ最近はLEDが出てきたことで、白や青、ピンクなどで鮮やかに建物や木々が彩られるようになりました。

さて、私の地元、町田でもいたるところでイルミネーションを見ることができるのですが、小田急線町田駅のとなりの玉川学園駅の駅前では、ちょっと特殊なイルミネーションが行われています。

なにが特殊かというと、LEDが当たり前になった今、わざわざ「白熱電球」を使っているイルミネーションなのです。

このイルミネーションを仕掛けた玉川大学芸術学部メディア・アーツ学科プロジェクトチームの田中教授曰く、

「イルミネーションの季節になり、各地で光の催事が行われています。そのほとんど全てが省エネをうたうLED光源。LEDは情報を伝達するなど効果・効率を追求する場にはふさわしいが、人の感性へ直接訴える光でないような気がする」

さらに、

「震災後2回目の冬を迎え、人々が望む光のたたずまいを考える時、便利さや経済効率とは対極にあるべきだと思います。そこに求められるのは省エネや物量ではなく『光の質』ではないでしょうか。白熱灯の光は、感性の奥底にとどき、のちに再確認したくなる光です」

とお話しされております。(町田タウンニュースより引用

私もとても共感します。というのも、震災後の2011年4月27日に開催したエッセンシャルライトのイベントの時、参加者の男性の一人が、

人に作用する数値じゃ表わせない何かっていうのも考えていかないと

ということをお話しされていたのですが、その後1年以上経ち、【LEDは省エネ】というイメージのもとに、オフィスや電車の車内、店舗などで使われるようになって、あらためて多くの人達が【LEDには足りない何か】を感じるようになったのではないかと思います。

ESSENTIAL LIGHT EVENT vol.1 「キックオフイベント」 イベントレポート | エッセンシャルライト ジャパン プロジェクト~これからの照明と節電を考える

また、実際に各メーカーはLEDの製品ラインナップにも【光の質】に関連した商品をリリースしはじめています。

東芝ライテック、高演色を特長としたLED電球<キレイ色-kireiro->を発売 | スマートライト|照明についてのポータルサイト

とはいっても、人間はしばらくすると環境に適応して最初に感じた違和感を感じなくなってしまうのかもしれないのですが、だからこそ、こういったインスタレーションに出会う機会を増やすことや、個人が家庭で【感性の奥底】に届く白熱電球のような燃焼系の光源による空間創りをできたらいいなぁとおもいます。

規模や機能を拡張したイルミネーションだけでなく、小規模ですが、ココアなんか片手にして、いろんな言葉が溢れてきそうな「おかえりなさいの光」を見に玉川学園駅に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

点灯は12月20日までだそうです。

おかえりなさいの光の説明

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駅前の小さい空間ですが、傘をかぶった白熱電球が、ゆっくりと明るくなったり暗くなったり

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ひとつの器具には3個のランプが縦にならぶ

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白熱電球のアップ

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考え事をしてしまって視界がこんな風になるのですが、なんかこういうのありません?

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↓ 町田タウンニュースの記事

光で「おかえりなさい」 | 町田 | タウンニュース

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