街でたくさんの白熱電球を使った店舗のサインを見ておもったこと

先日、街を歩いていると白熱灯を壁一面に利用したサインを使用したお店を発見しました。このスタイル、かつては日本全国のいたるところで見られ、寿命の短い白熱ランプを多く使用するのでランプの販売する側としては、定期的にメンテナンスランプの発注をいただけるとてもありがたいものでした。

IMG 2775

しかしながら、輝度が高く長寿命、しかも色の変化もつけられるLEDが出てきたことで、いまではこのタイプのサインを見ることは珍しくなってしまいました。

ランプはもともと一度採用いただけると定期的にメンテナンスが発生する商品で、その分、一回の金額は大きくならなくても継続的に商売が発生するビジネスの仕組みでした。

しかし、LEDが登場したことで従来の10倍ほどの寿命になったものなどもあり、利用者側には大幅なコスト削減になる一方、それまでこの商売をしていた会社にとっては従来の収益モデルががらりと崩れつつある状況に直面しております。

時代の変わり目、いろんな意味での世代交代が進む中、自分たちの生きていく方向を、アンテナを張りながら探していきたいと思っています。

かつてPHILIPSのQLランプがついていたところが別の照明に変わっていた

先日、渋谷の宮益坂にある渋谷郵便局の前を通った時に、以前、使用されていた照明が変わっていることに気づきました。

IMG 2741

実は、かつてついていたのはQLランプというもので、今から20年ほど前に当時としては超!長寿命の40,000時間を特長としたランプでフィリップスから販売されていた商品です。

QLLAMP

原理的にはランプで寿命に影響を与える、フィラメントや電極などを使用せず、電磁誘導で空間に磁場の変動を発生させ、ランプ内の水銀原子に電子をぶつけて紫外線を発生、それが蛍光体にあたって光が照射されるという仕組みでした。

今となってはLEDがあるので40,000時間という寿命も特別目立つものではありませんが、当時は画期的な商品として、いろんなところで採用されたものでした。

その中で、この宮益坂にある渋谷郵便局も、その施工実績のひとつとしてメーカーの資料などに掲載されていたのですが、さすがに月日は流れ今では他の光源になっていたようでした。

IMG 2732

今まで当たり前のようにそこにあったものがなくなると、時代の流れを感じますね。