【照明の基礎知識】ランプ効率(lm/W)と本当の省エネとは?

近年、LED電球や蛍光灯などの省エネランプが注目を集めていますが、照明における「省エネ」とはどういう事でしょうか?


IKEA / monoooki

省エネというと、一般的には「電気代が安い」「消費電力が低い」などが上げられます。しかし、照明の場合は電気代が安くても、消費電力が低くても、照明自体が暗くなってしまえば本末転倒です。したがって照明においての本当の省エネとは、「消費電力が低くても明るい」という事なのです。

これを「ランプ効率」と言い、単位はルーメンパーワット(lm/W)で表します。

【ランプ効率】(lm/W)=【明かりの総量である全光束(lm)】 ÷ 【消費電力(W)】


どこかにいる子供がある動きをしたら灯る電球。 / hirosh

この単位の意味は、1Wの消費電力(W)当たり、どれだけの光(lm)を出すかという事であります。例えば… 白熱電球と電球形蛍光灯とLED電球のランプ効率を比較してみましょう。

・白熱電球 LW100V36W(40W形)
 消費電力:36W 全光束:485(lm) ランプ効率:約13.5(lm/W)

・電球形蛍光灯 EFA10EL/7H2(40W形)
 消費電力:7W 全光束:485(lm) ランプ効率:約69.2(lm/W)

・LED電球(一般電球形)LDA7L-G(30W形)
 消費電力:7.2W 全光束:390(lm) ランプ効率:約54.2(lm/W)
※パナソニック ランプカタログ参照値

上記3つの比較だと、1W当たりで比較すると1番光を出しているのは実は電球形蛍光灯69.2(lm/W)になります。

冒頭に戻りますが、近年省エネランプが注目を集め、購入を検討する場合、電気代の削減だけでなく、明るさが維持できるかという点も比較し、最後は「ランプ効率」を見て省エネ商品の選択をする事をオススメ致します。

参考までに、各種光源別のランプ効率の比較表を参照下さい。

各種光源別のランプ効率

(※参考資料:パナソニック 2012ランプカタログ)

コメントを残す